第1章
第2章
第3章
第4章
第5章
第6章
 
 
  
 
「一人ひとりが尊重され、必要とされる社会の実現に向けて   
〜自立と自己実現の重視〜」

 介護や保育など地域での福祉サービスが広がる中で、「生涯、自分や家族が全く福祉サービスの利用をしたことがなかった」という人は極めて少なくなってきています。このような中で、社会福祉は次第に住民(とりわけサービス利用者)が主役の時代へと変わりつつあります。

 施設で暮らすか自宅でサービス利用するかにかかわらず、今まで「援助の対象」と見られていた人が、実は既に自分ができる役割を担っていたり、新たにボランティアや福祉サービスの担い手にもなるということもあります。

 また、痴呆・寝たきりに対する予防活動、障害者の活動や育児サークルなど、当事者活動の広がりによって、お互いが援助者であり対象者であるという活動も増えてきました。特に「予防」の重視により、社会福祉の対象は大きく広がっています。

 「活動計画」を作り、実施する過程で大切なことは、日々の暮らしの中で自分や家族や地域のために、自分でできること、担えることは何かを考えるきっかけをつくるということです。


 一人ひとりが幸せであるためには、それぞれが「誰かに必要とされていると思えること」「生きがいをもてること」「できるだけ自分のことは自分ですること」が大切です。それを「活動計画」によって全てを保証することは到底できませんが、地域をより良くするための最も重要な理念(考え方)と位置づけたいと思います。
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