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第6章
 
 
社会福祉法人
名古屋市南区
社会福祉協議会
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 南区の「活動計画」の基本理念であります「一人ひとりが尊重され、必要とされる社会の実現に向けて」自立と自己実現が重視される南区の福祉のまちづくりの具体的な計画実施にあたっての基本計画として、次の三つの柱を設定いたしました。

 地域には様々な人々が、多様な生活形態や価値観を持ちながら暮らしています。ひとり暮らし高齢者や高齢者世帯の増加に伴い、何らかの援助を必要とする人たちの数も増えています。

 重度の障害を持った人々も、福祉サービスを利用しながら、積極的に地域へ出て生活する姿も見受けられます。

 また、児童虐待に関する状況も最近のニュース報道を見ると、件数の多さもさることながら、その深刻さが伝わってきます。併せて家庭での子育てに対する不安や育児放棄なども増えており、これまで家庭が果たしてきた子育てや教育の機能が低下しているといえます。

 生活基盤そのものが不安定な社会において、将来に対する暮らしの不安を抱えているのは、高齢者や障害者といった特定の人たちだけでなく、あらゆる年代に共通している事柄と言えます。

 このような中で、ますます人と人とのつながりや関係が希薄になってきており、地域が持つ力や機能が弱体化し、自分の力だけでは自らが抱えている問題を解決できない、サービス利用ができないなど、地域社会の中で孤立している人々の状況が明らかになってきました。

 もちろん、そのような状況を解決するため、すでに支え合いの活動や支援が行われている地域もあります。しかし残念ながら地域的に偏りがあったり、一部の地域住民のみで行われていたり、全体のものとなっていないのが実情です。

 まずは、地域の中で孤立している人々や、援助を必要としていても解決の手段を持たない人々を発見し、地域で支え合い、必要なサービスに結びつけていくしくみを小地域で作っていくことが求められています。

 そのためには、地域で活躍している各団体や機関の役員さんたちを始めとする地域住民の方々に、小地域における支え合い活動の必要性を理解してもらうことが重要です。

 小地域活動は、地域住民の理解と協力がなければ成立しません。最近は個人情報の問題もあり難しい面もありますが、地域の中でお互い、顔が見える存在、気軽に声を掛け合う関係が築くことができたなら、"誰もが安心して暮らせるまちづくり"に一歩近づくのではないかと思います。
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